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2015.06.07 ナポレオン
この兵士は故郷にも連隊にも友人がいたはず。
だが、今、倒れ果てた彼を誰ひとり弔う者なく、寄り添うは彼の愛犬のみ。
吾輩は国の将来を決する幾多の戦いを平然と見てきた。
何度も命令を下して幾千の死を招こうとも、涙することはなかった。
しかし今、わが心は動揺し、ひどく乱れ、落涙を禁じ得ぬ。
何ゆえに?
あの哀れな犬のために



戦いの終わった月明かりの戦場で、
主人の亡骸を離れず、その顔を舐め、悲しげに吠え続ける一匹の犬。
ナポレオン・ボナパルト、おのれの死の瞬間までその光景を忘れなかった。
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